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イミキモドが使われている通販商品

イミキモドの作用機序

イミキモドは、免疫機能を作動させる細胞の働きを促進させる成分です。

イミキモドは、免疫機能を作動させる細胞Toll様受容体7(略称:TLR7)に働きかけてヒトパピローマウイルス(略称:HPV)に対する抵抗力を高める成分です。
HPVは、皮膚や粘膜の小さな傷から侵入して感染します。感染すると1~2ヶ月ほどの潜伏期間を経てイボを形成して、短期間で増殖していきます。
イミキモドは、TLR7に作用することで患部の免疫機能を活性化してHPVを死滅させてイボの治療を行います。

イミキモドの作用によって、免疫機能を高める役割をもつ物質サイトカインが増加

イミキモドがTLR7に作用すると、NF-kBと呼ばれる免疫反応の中心として考えられているタンパク質が活性化します。イミキモドの作用よってNF-kBが活性化することで、HPVに対する免疫機能を高めるサイトカインという物質の生産量が増加します

イミキモドの働きによって生産されたサイトカインの種類と働き

イミキモドの働きによって生み出るサイトカインの種類は以下の3種類です。それぞれのサイトカインが体内で複合的に作用することによって、HPVは身体から排除されます。

インターフェロンα(略称:IFN-α)
IFN-αは、感染部の周辺にある正常な細胞に結合します。すると、ウイルスのRNAを分解する酵素リボヌクレア-ゼ(略称:RNase)の働きを活性化する2-5Aという物質の生産が促されます。また、INF-αは、ウイルスに感染した細胞を攻撃するリンパ球の1つナチュラルキラー細胞(略称:NK細胞)を活性化させる働きもあります。

インターロイキン-12(略称:IL-12)
IL-12には、リンパ球の1種「細胞障害性T細胞(略称:キラーT細胞、又はCTL)や白血球の1種マクロファージを活性化させる作用があります。これらには、宿主の体に取って異物であるウイルスに感染した細胞を攻撃する働きを持っています。

腫瘍壊死因子α(略称:TNF-α)
TNF-αには、アポトーシス(体を良い状態に保つために引き起こされる細胞の死)を促す働きがあります。TNF-αに誘導されたウイルスに感染した細胞は、アポトーシスを起こします。その結果、自ら細胞が破壊されることで取り除かれます。

イミキモドの適応症と効果

イミキモドは、尖圭コンジローマの治療に効果的です。

イミキモドは、尖圭コンジローマの治療に高い有効性を発揮します。尖圭コンジローマは、亀頭や肛門といった外性器に鶏のトサカのようなイボができる性感染症の一種です。
100種以上が存在するHPVの中で、粘膜型と呼ばれる6型・11型の感染が主な原因とされています。免疫力次第では、1~2年ほどで自然治癒することもあります。ですが、放置によって腫瘍が悪性変異する可能性があるため、早めの治療が推奨されています。

イミキモドを配合した代表的な治療薬

イミキモドを配合した代表的な治療薬では、持田製薬から販売されているベセルナクリームがあげられます。
イミキモドは、アメリカの3M社によって1997年に開発された比較的新しい成分です。日本では2007年に承認を受け、日本初の尖圭コンジローマ治療薬として販売されました。
ジェネリック医薬品として、ベセルナクリームと同様の効果が期待できるイミキアドクリームも別の製薬会社から販売されています。

ベセルナクリームの使用は、尖圭コンジローマの治療において凍結療法や外的切除法と同様にファーストライン(複数の治療法がある場合、優先して選択される方法のこと)に指定されています。他の方法と比べて治療場所を選ばない、大きなイボにも使用できる、傷痕が残りにくいなどの利点があり、高い有効性を持っています。

尖圭コンジローマへの効果は、イミキモドを1週に3回、8~16週間継続することで得られます。

尖圭コンジローマの治療にイミキモドを使用する場合、1週に3回8~16週間まで継続します。作用の関係から連日の使用を避ける必要があり、月・水・金や火・木・土など1日あいだを開けて使います。イミキモドは、塗布したのち6~10時間ほどで洗い流す必要があります。そのため、就寝前に塗り、起きてから洗い流すという方法で主に使われています。
イミキモドを塗布するときは、患部より少し広めに塗る必要があります。これは患部の周囲にもウイルスが潜伏している可能性があるからです。ただ、女性が尿道口や膣口付近に使用する場合、排尿を阻害する可能性があるため、注意が必要となっています。
また、イミキモドの連続使用は、最大で16週間までとなっています。16週まで使用した場合は、長めの休薬期間を設けるようにしましょう。

使用者の96.4%に症状の改善が確認され、63.6%の方から完全にイボが消失

尖圭コンジローマに対するイミキモドの有効性は、ベセルナクリームの販売前に行われた臨床試験において証明されています。臨床試験でベセルナクリームを使用したのは、20歳を超えた男女55名です。
上記の方法でイミキモドを患部に塗布したところ、全体の96.4%にあたる53名に症状の改善が確認されました。その後も16週目まで経過を観察した結果、63.6%にあたる35名に完治が確認されました。
イボが完全に消失するまで平均期間は、およそ8週間となりました。この臨床試験によってイミキモドの尖圭コンジローマに対する有効性が証明されました。

イミキモドの副作用

イミキモドの主な副作用は、紅斑、びらん、表皮の剥離など皮膚におこる症状です。

イミキモドの副作用には、紅斑、びらん、表皮の剥離など皮膚に関する症状が確認されています。これらの副作用は、イミキモドによって発生するウイルス増殖抑制作用や感染細胞障害作用によって引き起こされています。
イミキモドによって生産が増加するサイトカインや活性化したリンパ球には、炎症反応を促す働きがあります。そのため、腫瘍細胞が破壊されて消失する過程で紅斑やびらん、表皮の剥離といった副作用は起こります。これらの副作用は、イミキモドの作用でウイルス増殖抑制作用や感染細胞障害作用が働いている証としても考えられています。
ただ、場合によって炎症反応が強く発生してしまうことがあります。その場合は、イミキモドを洗い流してから医師の診察を受けましょう。
また、悪寒や発熱、関節痛などインフルエンザ感染時と似た症状が起きることがあります。このような副作用があらわれた時も塗布をすぐに中止し、医師の診察を受けるようにしましょう。

イミキモドは尖圭コンジローマだけでなく日光角化症にも適応を持っています。

尖圭コンジローマに限らず様々な皮膚腫瘍への効果が期待されています。

イミキモドは、尖圭コンジローマの治療薬として開発された成分です。承認された後も研究は続けられており、尖圭コンジローマに限らず様々な皮膚腫瘍に効果が期待できることがわかりました。
現在、尖圭コンジローマ以外でイミキモドの適応疾患として承認されているのは日光角化症(皮膚がんの早期病変)のみです。しかし、基底細胞がんやその他の皮膚腫瘍への効果も研究によって確認されています。
イミキモドは、様々な皮膚腫瘍への適応を期待された有効成分になります。

 
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